劇団フライングステージ 第26回公演
Four Seasons
〜四季
〜
2004年3月16日(火)〜21日(日)
15:00
19:30
16日
火
●
17日
水
●
18日
木
●
19日
金
●
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20日
土
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21日
日
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中野 ザ・ポケット
(JR中野駅南口より徒歩5分)東京都中野区中野3-22-8
[
料金]前売3,000円/当日3,200円/ペアチケット5,000円
(前売・予約のみ)
○
★日時指定・全席自由
★開場は開演の40分前です。
★上演時間は100分を予定しています。
★当日券は開場と同時に発売します。
★前売開始
2月9日(月)
○
[予約・お問い合わせ]劇団フライングステージ制作
TEL/FAX (3316)9030
○
[作・演出] 関根信一
[出演]
石関 準・小林高朗・関根信一・野口聖員・早瀬知之・増田 馨・
水月アキラ
[照明] 福田さやか
[美術] 笹原千寿
[音響] 樋口亜弓
[衣装] 石関 準
[宣伝美術] HIROYUKI
[写真撮影] 山口規子
[舞台監督] 笹原千寿
[制作] 高市梅莟・荒 俊樹
[協力] 井上健一・宇田誠之・三枝 黎・弦本 淳・細川陽規・山縣真矢
○
●久し振りに実家で母親と二人暮らしをしています。「家族」という実感はあまりないのですが、それでも、一人ではないんだということを、ささいなことで感じます。そばや寿司の出前を気軽に頼めたり、洗濯物取り込んでちょうだいと電話できたり、おいしそうなケーキを見つけても、一人で2つはダメと我慢しないでよかったり。昔は当たり前だったそんないろいろが、新鮮にうれしく思えるのはなぜなんでしょう? 一人が気楽と思えたあの頃と、今が違うのはなぜなんでしょう? ●今回の「Four Seasons
」は、去年の7月に上演した「Four Seasons 四季」の続編です。続編といっても、つながった物語があるわけではなくて、舞台と登場人物が同じというぐらいのことなんですが。●ゲイばかりが住むアパート「メゾン・ラ・セゾン」。そこの住人たちが作り上げた「家族」のようなもの。「家族」というのは、やや重たい。でも、何もないのはやや淋しい。そんな人たちが作り出した、「のようなもの」から一歩踏み込んだような関係。その一歩の大小、重さ軽さが、様々な事件を引き起こしていきます。●この頃、芝居を書くときに確信しているのは、登場人物たちが立派である必要はちっともなくて、起こる事件もちっとも大事件じゃなくていいんだということです。「神は細部に宿る」という言葉を、僕は、この頃よく考えます。使い方がやや違ってるのは承知の上で。●そんなわけで、今回は、ちっとも立派じゃない人たちが立ち向かう、そばと洗濯物とケーキの問題です。彼らがさもない、それでも彼らにとっては大きな事件で右往左往する様子をご覧いただきましょう。●前作と同じアパートの中庭を舞台にした約1年間のオムニバスです。キャラクターづくりに苦労しないでいい分、様々なしかけを凝らしてみました。どうぞご期待ください。(関根信一)
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