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関根信一・ますだいっこう、増田 馨・早瀬知之はそれぞれ1回交替で配役を取り替えて演じます!
Nude 13:00 15:00 16:00 19:30 5日 水 Nude Nude Nude A 6日 木 Nude Nude Nude B 7日 金 Nude A Nude B 8日 土 A Nude B A 9日 日 B Nude A B
★チケットは日時指定・全席自由です。
★ペアチケットは電話予約のみの取り扱いです。当日窓口での発売はありません。
★当日券は開演1時間前から発売します。
★公演当日の整理券の配布はありません。
古い写真を整理していたら、大昔に一度だけ撮った「ヌード」写真が出てきました。
その写真を撮ったのは当時つき合っていた大学の同級生で。僕にとっては初めての「ちゃんとしたお付き合い」でした。もっとも、その半年後、「お前のせいでゲイになったんだ!」という売り言葉に買い言葉で、僕たちは喧嘩別れしてしまったのですが、そんなわけで、この写真は「思い出の一枚」だったのでした。
その時一緒に撮った何枚かの写真がきっかけで、僕はこの「業界」にデビューしたわけですから(ゲイマガジンの文通欄でね)、彼とのつき合い、そしてこの写真もまんざら捨てたもんじゃありません。
それでも、久しぶりに見てしまった、今じゃもう絶対に出来ない自分の「ヌード」は衝撃的でした。もちろん、そこにはこの十数年の歳月がシビアにあったりするのですが、改めて気づいたのは、写真の中の僕が、きれいさっぱり裸になってるくせに、何だかとって鎧ってるように見えること。「もしかしたら、今の方がよっぽど、きれいさっぱり裸になってるかもしれないよね」(生き方として)と、あの頃のまだ青かった自分、そしてこの十数年をなつかしく思い出してしまいました。
仲のいい中年のおじさんたちの一人がある日買ってきた一枚の真っ白な「抽象絵画」、何も描かれていないくせにバカ高いその絵をめぐって、おじさんたちの長年の友情が壊れていく。そんな「アート」というお芝居の「何も描かれていない真っ白な絵」のかわりに、「何にも考えてない一人の男の子のヌード」を持ってきたら、どんなお話ができるだろう? というのが今回の「ヌード」の発端だったのですが、例によって、全然違う芝居になってしまいました。
でも、まあとにかく「ヌード」が出てくることは間違いなさそうなので、覚悟(?)して見に来て下さい。ちなみに脱ぐのは僕じゃないので安心してね。 <関根信一>