- [作・演出]
- 関根信一
-
- [出演]
石関 準
岩井智彦
関根信一
高市梅莟(16日 14:00・17日 13:00)
野口清和
早瀬知之
ますだいっこう
増田 馨
森川佳紀
吉岡亮夫
若林 正(16日 19:00・17日 18:00)
-
- [照明]おにいつみ
[音響]笠山祥克
[写真撮影]山口規子
[ビデオ撮影]秋本徹也
[宣伝美術]Matsuura Hiroyuki
[協力]KICK OUT・三枝 黎・弦本 淳
- 水月アキラ・山縣真矢
[Special Thanks to]セツモードセミナー
[制作]高市梅莟
|
フライングステージはゲイの劇団です。といっても、みんながみんなゲイだってわけじゃありません。スタッフ、キャストの中にはストレートの男性、女性がたくさんいますし、結婚して3歳の子供がいるノンケ男の劇団員だっています。
でも、僕らが「ゲイの芝居」にこだわってきたのは、日本に一つくらいゲイの芝居しかやらない劇団があったっていいじゃないの?ってなことを考えてるからで、ゲイが登場しない舞台をつくるのは、うちみたいなゲイの劇団があと10コくらいできてからでいいわと、僕は勝手に決めています。
さて、今回上演する「オープニング・ナイト」は、99年4月初演の舞台の改訂版です。
ジョン・カサヴェデスの「オープニング・ナイト」からまずタイトルを頂戴し、「舞台の初日を前に、姿を消してしまう女優」というプロットを拝借したこの物語ですが、稽古の過程で、どんどこ姿を変えてしまい、結局のところ、「シアター・ラブ」=「劇場愛」のお話になってしまいました。
ゲイの芝居を作り上げようとする10人のゲイの役者たち。それはたぶん今のフライングステージを映し出す鏡です。「ゲイを演じる」というのはどんなことなのか、お芝居って何なんだろうか? 例によって「ゲイ・テイスト」で少しだけ屈折した鏡を通してごらんいただきましょう。
というわけで、ゲイのお話が見たい人も、「バックステージもの」の舞台が見てみたい人も、どちらにも楽しんでもらえる舞台です。
フライングステージの自信作の決定版。ご来場をお待ちしています。 関根信一
|